妊娠中の脱毛って大丈夫？フラッシュ、レーザー脱毛の影響について
妊娠している状態での脱毛って、できる？orできない？これみなさんわかりますか？
実は、妊娠中の脱毛は行わない方が良いと言われています。
カウンセリングの際に、妊娠の有無を聞かれたり、または妊娠時には脱毛ができない、といった説明を受けたことのある人もいるのではないでしょうか？
クリニックやサロンでは、基本的に妊娠中の脱毛はNGです。
妊娠中に脱毛を控えたほうがいい理由
では、なぜ妊娠中は脱毛を控えたほうが良いのでしょう？
妊娠中の脱毛のリスクについて順を追って説明したいと思います。
妊娠に気づかず脱毛をうけてしまった！胎児や母体への影響は！？
脱毛に通っている途中で妊娠が分かった場合、きっと不安になってしまうでしょう。
妊娠中は施術を受けられない、というカウンセリングでの説明を思い出し、「前回の施術の時には妊娠していたかも…、胎児や母体に影響があったらどうしよう…」と。
実は、クリニックやサロンで妊娠中の脱毛がNGの理由は、脱毛による“痛み”や“ストレス”にあります。
クリニックでのレーザー脱毛も、サロンでのフラッシュ脱毛も、光は肌の表面の毛根までしか届かず、体内までは浸透しません。つまり、レーザーやフラッシュが、直接胎児へ影響を与えることはないといわれています。
ただ、妊娠中に脱毛をして胎児への影響を実験する、なんてことはできませんので、確実に安全だという確証が取れていないわけです。だから、妊娠中の脱毛は受け付けてもらえないんですね。
もし妊娠中に脱毛施術を受けてしまったことが分かったとしても、過剰に不安に思う必要はありません。
不安からくるストレスのほうが、胎児に影響を与えてしまう可能性があります。
妊娠中に脱毛をしてもリスクはないの？
脱毛が胎児や妊婦に直接大きな影響を与えることは考えにくいのですが、細かいことを言えば、可能性が低いとはいえ、いくつかのリスクがあります。
まず、妊娠中は体調が不安定です。そのため、日々体質が変化し、お肌も敏感になっています。脱毛後のお肌が荒れてしまったり、あるいは、脱毛中の無理な体勢が負担となって気分を悪くしてしまうことが考えられます。
また、可能性の問題として、脱毛の痛みが原因で陣痛が誘発されてしまうかも知れません。さらに細かい可能性を考えれば、脱毛によるストレスの蓄積が流産を引き起こす、ということも、まったくないとは言えません。
こうした万が一トラブルが起こってしまった場合、クリニックやサロンでは責任が取れませんので、妊娠中の脱毛は行わないのがベストなのです。
リスク以外にも妊婦には脱毛をおすすめできない理由がある
妊娠中に行った脱毛施術は、思ったような効果が出ないことがあると言われています。
妊娠中は髪が伸びるスピードが早いとか、出産後に抜け毛が増えた、なんて話もよく聞きますが、これは妊娠特有のホルモンバランスの影響です。
これによって脱毛効果が薄れてしまう、と言われています。
せっかくお金をかけて施術したのにまた生えてくるんじゃ、脱毛の意味がありませんよね。出産後にホルモンバランスの乱れが整ってから、脱毛を再開するのがいいでしょう。
妊娠中の脱毛は、自己処理にしておきましょう
妊娠中では、脱毛機関でのレーザーの施術は難しい、ということを説明しました。しかし、だからといってムダ毛をそのままにしておくのもちょっと･･･とお考えの方には自己処理による脱毛なら、悪影響を与える心配はないかと思われます。
とはいっても、「ストレスの影響にはならない」とは言い切れません。たとえば、いつもはサロンで脱毛を行っている方が自己処理をすると、もちろんサロンほどキレイには処理を行えないと思います。
またカミソリによる脱毛は、素人目線で行ってしまうと、赤みや切り傷の原因になってしまいます。妊娠中のお肌は敏感なのでその可能性も高くなってしまいます。なので、自己処理の際は、お肌のケアを行いつつ、きちんとした方法で自己処理をすることをおすすめします。
まとめ
妊娠中に脱毛施術を行っても、機器の照射による胎児や母体への直接の影響はないと言われています。しかし、体調が悪くなってしまったり、肌に炎症を起こしてしまったり、陣痛促進、ストレスや痛みによる流産の可能性は否定できません。
しかも、脱毛の効果も薄れてしまうので、妊娠中に危険を冒してまで脱毛するメリットはありません。
クリニックやサロンによっては、妊娠が分かった場合、コースの有効期限をストップしてくれる場合もあります。もし、脱毛コースに通っている途中で妊娠していることが判明した場合は、通っているクリニックやサロンに相談してみましょう。
また、これから脱毛コースを検討している場合は、脱毛コースの有効期限が長いクリニックやサロンを選んで、妊娠、出産の時期は脱毛をお休みできるところを選ぶと安心です。あらかじめコースの有効期限や、妊娠時におけるクリニックの対応などをチェックしておきましょう。
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