脱毛前の自己処理にオススメ!肌に負担が掛からない方法とは?
ムダ毛の自己処理。女性なら誰もが1度は、カミソリや毛抜きなどでムダ毛を処理する経験したことがあると思います。
とくに夏場は露出度が高い服を着たり、水着になる機会も多く、ムダ毛の処理は欠かせないけど本当に面倒なもの…
そこで、やっぱり脱毛したい!って思う方も多いと思いますが、サロンでの脱毛でも医療機関での脱毛でも、“事前に毛を処理しておいてください”と言われてしまうことが多いのではないでしょうか?
自己処理の方法にもいろいろありますが、皆さんはどんな自己処理をしていますか?
今回は、自分で行う上手な自己処理法と、そのリスクについてご説明します!
自己処理の方法とそれぞれのリスク
では早速、自己処理の方法別にメリットとリスクを紹介していきたいと思います。今回紹介する自己処理法は『カミソリやシェーバーなどでの剃毛』『毛抜きや脱毛テープによる抜毛』『家庭用脱毛器を使用した脱毛』『専用の薬剤を使用した脱色』の4つになります。
カミソリやシェーバーなどでの剃毛
自己処理の中でもっともスタンダードなのが、カミソリやシェーバーでムダ毛をシェーピングする方法だと思います。とくにカミソリは、どこにでも手に入るうえ安価で、簡単に自己処理が出来ちゃうので、みなさん一度は剃毛をされたことがあるのではないでしょうか。
でも、ただやみくもに剃っていてはお肌を傷つけてしまい、皮膚の内側でムダ毛が成長してしまう「埋没毛」の原因にもなってしまうこともあります。
また、石けんやボディソープなどを使ってシェーピングしている人も多いようですが、実はこれはNG。お肌に必要な油分を落としてしまうので、余計にお肌を傷つけてしまいます。
カミソリやシェーバーで自己処理をする場合は、必ずシェーピングクリームやワセリンなどで、お肌をバリアしてから行うようにしましょう。
シェーピングの際には、毛穴が広がるのを防止するためにも、毛の流れに沿って上から下に剃ってくださいね!脱毛後は、しっかりと保湿する事も忘れずに!
シェーピングクリームなどを使用し、剃毛後に保湿ケアがしっかりできれば、カミソリやシェーバーなどでの剃毛は自己処理の中でいちばんオススメです。実際に医療機関やサロンでも脱毛前には“剃毛”で自己処理してくることを推奨しています。
毛抜きや脱毛テープによる抜毛
この脱毛法は、ムダ毛を抜いてしまうという点で痛みはありますが、てっとり早く長持ちする方法です。しかし、毛を引き抜くという事は、お肌へ相当な負担をかけてしまいます。
その結果、「埋没毛」ができてしまったり「色素沈着」をおこしてしまったりと、ムダ毛はなくなってもお肌自体が汚くなってしまう危険性があります。
なるべくお肌にダメージを与えないためには、お風呂上がりで毛穴が開いている時に行うのがベストでしょう。脱毛後は、しっかりと冷やして炎症を抑えてあげてください。
とはいえ、脱毛前の自己処理として毛を抜く方法はお勧めできません。
脱毛は毛のメラニン色素(黒い部分)に反応して熱を発し、毛をつくる組織を焼く仕組みですので、毛そのものを抜いてしまうと、反応するメラニン色素(黒い部分)がなくなってしまうので、脱毛効果がなくなってしまいます。これはサロン脱毛も医療脱毛も同じです。
家庭用脱毛器を使用した脱毛
最近では、家庭でも簡単に脱毛ができる「家庭用脱毛器」がさまざまなメーカーから販売されています。気になっている人も多いのではないでしょうか?
多少お値段は張りますが、いつでも好きなときに全身を脱毛できるのは嬉しいかぎりですね。
ただし、家庭用脱毛器は、クリニック・サロンで行う脱毛と比較して一番出力が弱い脱毛器であるため、ほとんど脱毛はできません。
クリニックで扱う脱毛器に関しては、脱毛効果が見られますが、サロンや家庭用脱毛器では、効果が感じられない場合がほとんどです。
医療脱毛とエステ脱毛の比較はこちら>>
また、VIOラインの脱毛は、家庭用脱毛器では推奨されていないことが多く、部位的にも家庭用脱毛器で自己処理するのはかなり難しいのが現状です。効果がなかなか見えないからといって、同じ箇所に立て続けに照射してしまうと火傷の原因にもなります。ご使用の際は十分注意してください。
除毛クリームを使った自己処理
除毛クリームは、肌の表面の毛を溶かしてしまう自己処理法です。痛みもなく塗って洗い流すだけで、手軽にできるところがいいですね。毛先が細くなるので、新たにムダ毛が生えてきても目立ちにくいのが特徴です。
デメリットとしては、しっかりとパッチテストを行わないとお肌にアレルギー反応を起こす場合があるという点です。また、ムダ毛だけでなく、肌の表面にも除毛剤は付着してしまいますので、頻繁な使用はお肌のためにも控えた方がいいかもしれませんね。
使用後には、油分が多めのクリームなどで、しっかりとアフターケアをしてください。
専用の薬剤を使用した脱色
文字通り、肌の表面から出ているムダ毛を脱色し、目立たなくさせる方法です。ムダ毛が無くなるわけではないので完璧な自己処理とは言えないかもしれませんが、毛穴を傷めることも無いので気軽にチャレンジすることができます。
一度脱色するとしばらく色が戻らないので、目立たない状態を長く持たせることができますね。
ただし、脱色剤により皮膚がかぶれる可能性もあるので、使用前には必ずパッチテストを行いましょう。また、脱色後のお肌は乾燥しているので、保湿ケアする事も大事です。
自己処理法としては剃毛がオススメ。ただしケアはしっかりと!
自己処理方法として、いちばんオススメなのはカミソリやシェーバーなどでの剃毛です。
しかし、ただ単に毛を剃っているだけだと、肌は荒れ、埋没毛や色素沈着の原因にもなってしまいますので、しっかりとシェービングクリームを使用し、剃毛後は保湿をするアフターケアはとっても大切です。
面倒だからといって、間違ったやり方や、アフターケアを怠ってしまい後悔しないよう、きれいな肌を保ってください。
しかし、剃毛による自己処理も長い間続けてしまうのはオススメできません。自己処理を続けるのであれば、思い切って脱毛してしまった方が、毎日の手間や肌への負担がぐっと減ります。
時間がある方は脱毛を検討してみては?
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