脱毛機は産毛などの薄い毛に反応しずらいって知ってましたか?
なんだか逆のようにも聞こえますが、これ、実は脱毛界の常識。産毛は、なかなか脱毛できないのです…
なぜ産毛の脱毛が難しいのでしょうか? ポイントを解説します。
産毛脱毛の難しさ
産毛脱毛の難しさを理解するためには、まず脱毛の原理を知らなければなりません。
自己処理などを除いて、世の中にある脱毛法は大きく分けて2種類。
サロンで採用されている光脱毛と、クリニックで採用されている医療レーザー脱毛。
この2つの脱毛法。違いは何かと言えば、機械から発射される脱毛ビームの力の強さ。
光脱毛の場合はビームが弱く、医療レーザー脱毛の場合はビームが強いのです。
光脱毛も医療レーザー脱毛も、ともに「黒いものを発見したらビームを出す」という性質を持っています。
黒いものを発見した後の脱毛効果は医療レーザーのほうが強いのですが、そもそも、黒いものを発見できなければ、ともに「脱毛できない」という同じ結果に終わります。
そこで産毛。これを脱毛器が、「黒いもの発見!」と反応するかどうかが問題です。反応する場合もあるでしょうし、反応しない場合もあるでしょう。機械の気まぐれに近い感じです。
ただ、一般には医療レーザーのほうが、黒いもの発見率は高いとされています。
レーザーのパワーを上げれば、さらに発見率も上がり、産毛を完璧に脱毛することも可能でしょう。
しかし、パワーを上げすぎると、今度は肌にさまざまなトラブルを招いてしまいます。パワーはほどほどのレベルに調整しておかなければなりません。
でも、ほどほどのレベルに調整してしまうと、今度は産毛発見率が下がってしまいます。
そこが医療レーザー脱毛のジレンマなのです。
産毛脱毛が難しい理由。分かりました?
脱毛法によって脱毛は全く異なります>>>
産毛をしっかり脱毛するなら脱毛器にこだわる
肌トラブルを招くことなく、しかも産毛までしっかりと脱毛したいというのであれば、それに対応した脱毛器を使う必要があります。産毛脱毛に強い機器。それが、ダイオードレーザー系統の脱毛器です。
脱毛クリニックで一般的に使われている脱毛器は3種類。ダイオードレーザー機、アレキサンドライトレーザー機、ヤグレーザー機。
これらのうち、もっとも産毛発見率が高いのは、ダイオードレーザー機。この系統に含まれるレーザー脱毛器はいくつかありますが、それらの中でもとくに産毛脱毛効果が高いのが、ルミナス社のライトシェア・デュエットという機械。
顔やうなじなど、比較的産毛の多い部位を脱毛したいならば、まずこのライトシェア・デュエットを導入しているクリニックを探すことから始めると良いでしょう。
レーザー脱毛機の種類をご紹介>>
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