足裏の汗、あなたは大丈夫?暑い夏を乗り切るための汗対策をご紹介
足の裏の汗で最も気になるのは何と言っても「臭い」という人が多く、ストッキングや靴下といった脱げないもののせいで対処ができないという人も珍しくはありません。
足の裏の汗がどのようなものかを理解することで対処法はそれぞれに生まれてくることになります。
足の裏の汗の原因は?
足の裏に汗をかく原因は大きく二つになります
・ストッキング、靴、靴下などですっぽりと包んでいることによる足付近の湿度
・緊張、ストレスによる発汗
になり、もしストッキングなどを使用していないのに足の裏に汗をかくときはストレスなども大きくなっている場合があります。
この場合の汗は「精神性発汗」と呼ばれるものであり、ストレスを取り除いてあげることで汗をかかなくなることが多いです。
では、靴下、ストッキングなどでの汗は?となりますよね。足の裏にある汗腺をストッキングなどがすっぽりと包んでいるので密封された状態が大きな問題となってくるんです。
これにより温度が上がり、汗腺が暑さを感知して汗をかく、かいた汗が蒸発できないので今度は湿気を高くしてしまう。湿気を感じることでさらに汗が出てしまう、という悪循環に陥っていると言えます。
足の裏の汗の臭いの対処法は?
ストッキングや靴下、靴を脱ぐのが最も早く効果的ですが仕事場の環境などでそれは困難な場合が多い人が殆どです。
足の裏だけではなく、実は汗にはほとんど臭いがありません。
「夏場の汗の臭いが嫌!」という人からすれば大嘘と思われがちですが、成分的には汗は99%が水分で1%が塩分になります。
対処法① 汗拭きシート、除菌シートでふき取る
臭いがでるのは肌の表面にある皮脂などと汗が混ざり、雑菌が繁殖するときや衣類などの生渇きなどでの雑菌との融合などが多く、肌表面を汗ふきシートや除菌シートでふき取ると臭いが消えるのは雑菌が一時的に消えるからなんですよ。
対処法② 除菌スプレーによるにおいの軽減
上記と同じ理由で、汗をかいた時はストッキングのうえから使える除菌スプレーなどを利用することで臭いは軽減できます。
対処法③ 靴をローテーションして履く
汗をかいた状態で毎日同じ靴やパンプスを履いていれば当然雑菌やにおいは靴などに移動します。靴やパンプスもローテーションを組んで1~2日ドライ状態にして乾燥させてあげることで臭いはより緩和しやすくなります。
足の裏の汗による臭いを緩和するには?
足の裏は毎日、酷使して圧迫される場所です。歩くだけでも足の裏は圧迫されていますし、圧迫せずに生活するというのは不可能と言ってもいいでしょう。
そして、足の裏は意外と見落としがちな場所であり週刊的ケアをする人が少ない場所でもあります。
足裏のケアとは、指の間や爪をしっかりと洗うこと
足の裏のケアで大事なのは、足の指の間などをしっかりと洗ってあげることです。指の間は意外と洗えていない場所でもあり、足の裏やかかと周辺は洗っても指の間までという人はあまりいません。
石鹸やボディーソープで足の指の間も定期的に洗うようにしてあげましょう。
かかとなどの角質ケアもこの時のケアに入れてあげることで、臭いが古い角質にしみこんで悪化するということを防ぐこともできます。
足の爪も大事なポイントです。手の爪の間などからも臭いがすることがある様に足の爪も同じ爪なので臭いをひきおこしてしまいます。
不要になった使用済みの歯ブラシなどで足の爪の中や裏側、足の指の間を洗浄することで雑菌の繁殖する場所を減らすことができます。
洗浄力の強い殺菌石鹸などではなく普段使う石けんやボディーソープで充分に対応できます。
仕事場などでできる足の裏の汗対策
最も簡単なのが汗用の制汗スプレーになります。仕事の前や間に臭いを簡単に消せて汗を止めてくれる効果があります。
ですが、スプレーが使えない状況や忘れてしまった、そんな時にもできる対処法があるのです。
熱中症対策でも話題になった太い血管を冷やす、は足の裏の汗にも効果があります。首の後ろやひざの裏側などを冷やしてあげることで汗を止め少なります。
また、ツボの刺激などでも制汗効果があると言われています。
腰をつねることで起こすことのできる「皮膚圧反射」も圧迫した側の反対側の汗を止めてくれるので左右を交互につねったり、ベルトの下げて締めるなどで同じ効果をひき起こして汗を止めるということも可能です。
>>>【汗対策、みんなはどうしてる?女性100人にアンケートをとりました】
まとめ 意外と気にしない、ということが一番大事
さまざまな方法がありますが、一番大事なのは「気にしない」とうことでもあります。気にしすぎることでより汗をかいてしまうこともありますし、帰ってからバスタイムの中にフットケアを取り入れてあげれば足の裏だけでなく足全体に効果を得ることもできます。
>>>【多汗症の治療をご紹介!一番の対策は、ストレスをためないこと】
汗は確かに悪臭を引き起こすという考えがありますが、発汗することで体温調整もできることもあり汗を多くかいた時にはケアをしっかりしてあげる、と考えるくらいでもいいかもしれません。
通勤時の臭いなどが気になる場合は政管スプレーなどを上手に活用することで周囲への影響も防げますし、精神面でも安心して公共の乗り物を使えるという面もあります。
汗をかいたから軽く汗ふきシートで拭こうかな。制汗スプレーを使おうかな。この程度でも問題はほとんどないことが多いです。
どうしても気になる方は、【多汗症は手術で直るの?手術方法と確認すべきポイント】をご覧下さい。
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