2015.08.31
  • ボディケア

マタニティスイミングのもの凄いメリットと注意すべき問題点

マタニティ
妊娠中にスイミングなんて…。と躊躇していませんか?

マタニティスイミングは、インストラクターだけでなく、助産師さんが補助をするなど、妊婦さんが安心して泳ぐことができるスイミングなのです。

水中は浮力がありますから、大きなお腹でも負担はかかりません。マタニティスイミングは足のむくみ、運動不足に悩む妊婦さんにおすすめです。

泳ぐと言うよりも水の中で行うバランス運動なので、泳げない方でもはじめられます。

マタニティスイミングについて

マタニティスイミングには実はすご~いメリットがあります。

まず精神的に水に浸かるという行為になんとも言えないリラックス作用がありますよね。

マタニティスイミングをやったおかげで、辛いマタニティブルーから立直れた、という人もいます。

まずはマタニティスイミングのメリットをあげてみましょう。

マタニティスイミングが身体に及ぼすメリット

・妊娠中の運動不足が解消できる

・ついつい増えやすい体重の増加の予防になる

・運動することで肩こり・腰痛・むくみの予防や改善ができる

・同じ妊娠中のママ友を作れる

・運動によってストレスが軽減される

・ママ友や助産師さんに不安や悩み、体のことを相談できる

・呼吸法の習得、出産に備えた体力作りができる

・安産に向けての身体作り

いかがですか。マタニティスイミングのメリットはこんなにあることが分かって頂けたでしょうか。妊娠中に行うスイミングだからとためらう必要はありません。積極的に行ってみてください。

マタニティスイミングの出来る時期とは

マタニティスイミングに凄い効果があると分かっても、妊娠中にいつでも出来るという訳ではありません。

マタニティスイミングの出来る時期とタイミングを知っておきましょう。

ジムやクラブによって多少の差はありますが、多くの場合は妊娠16週以降から行うことができます。

始める前は必ず産婦人科の医師の許可を得てから始めるのが基本です。

マタニティスイミングを始めたら、基本的には出産直前まで続けても大丈夫です。

ジムによってはアンケートを取って、例えば「流産経験が2回以上ある場合はできない」などの制限もあります。

医師の診断書があればほぼ問題はありませんが、ジムの規定によって様々です。まずは行きたいジムに電話で問い合わせてみてください。

マタニティスイミングでは、プールに入る前に助産師や看護職員が必ずメディカルチェックを行います。

体調が悪い場合はもちろん参加はできません。無理は禁物です。

マタニティスイミングの内容は?

マタニティスイミングの内容は、クラブやジムによってメニューは異なります。基本的な運動は次の通りです。

アクアビクス

プールの中で、音楽に合わせて楽しく体を動かします。リラックスしながら行うことで、精神的なストレスも解消できます。

呼吸法の練習

ラマーズ法など、出産時の呼吸法をマスターしておくと、安産に役立ちます。赤ちゃんがスムーズに生まれることが出来る様に、マタニティスイミングでは呼吸法の練習を教えてもらうことができます。

フローディング

プールの中で身体を浮かす方法です。大変リラックス効果の高い練習法です。マタニティスイミングでは、主に、道具を使って上にあおむけになるやり方と、道具を使わず自分だけでうつ伏せの状態で浮くものの二つがあります。

水の中では重力はほぼ普段の10%程度です。水の中でゆらゆらと漂うことで、お腹にいる胎児の気持ちを味わうことができるでしょう。

水中ウォーキング

プールの中で歩くだけですが、浮力があるのでいつもより体が軽く歩けます。後ろ向き、横向きなどにも歩くと運動効果も抜群です。マタニティスイミングでは特に後ろ向きに歩くウォーキングは腰痛予防になります。

普通の水泳

マタニティスイミングではクロール・背泳ぎ・バタフライなど、ごく普通の水泳もできます。水中で負担が少ないからこそ、泳げない妊婦さんでも一から泳ぎ方を教わることが出来ます。

しかし、平泳ぎは水を蹴る時に股関節に負担が掛かるので妊婦さんにはお勧め出来ません。

マタニティスイミングの注意点とは

・母子手帳は必ず持参しよう

マタニティ用のスクールには、医師と連絡がつきやすい環境が整っています。しかし万が一何か起きた場合でも対応できるように、必ず母子手帳は必ず持参しましょう。助産師さんや看護職員がいるので安心ですが、体調が悪い時は無理に運動しないようにすることも大切です。

・家から近い場所を選ぼう

マタニティスイミングに適しているプールでは、室温は約30℃、水温は29~30℃と、普通のジムに比べて温度は高めに設定されています。

妊娠中は免疫力が低下しています。激しい気温の変化はNG。なるべく家から近い場所にあるマタニティスイミングを選びましょう。体調が悪くなったらすぐに帰れる場所にあるジムの方が安心です。

まとめ

いかがですか。マタニティスイミングは妊娠中の運動不足解消やリラックス効果を考えると大変オススメの運動法です。

しかし身体に良いからと、行きたくないのに無理矢理行くのはむしろNG。妊娠中はなるべく自分が無理しないライフスタイルで過ごすことが大切です。

赤ちゃんのことを考えると、どうしても〜ねばならない、という気持ちになりがちですが、赤ちゃんにとって一番ベストなのはお母さんがリラックスしていること。

マタニティスイミングはその1つの方法にすぎません。あくまでも自分にあった方法で、無理しない運動週間を身につけて下さいね。

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