戦後からのロングセラーも!?話題のレトロコスメが優秀!
容器やイラストのレトロな感じに惹かれるだけでなく、プチプラなのに品質も優秀と評判です。
こちらでは、アナタのおばあちゃんも若い頃使っていたかも知れないロングセラーコスメをご紹介します。
ちなみに、レトロコスメに関しては香りが苦手という声も多く聞きますし、わたしも最初「無理かも!」と思ったのですが、毎日使っていくうちに香りを感じないほどまでに慣れました。開封したら香りも飛んでいきますし一度試してみてはいかがでしょうか。
オイデルミン(発売:明治29年)/資生堂
レトロコスメと言えば、まず筆頭に挙がるのがオイデルミン。拭き取りタイプの化粧水です。
レトロ感満載のボトルは、そのままお部屋のインテリアとしても使えます。
明治29年に発売されたということですが、その29年前はなんと江戸時代。歴史の教科書に載るような資生堂のスーパーコスメですね。
時代とともに最先端の美容科学を採り入れ続けているので、ボトルはレトロでも中身は最新です。
ドルックス(発売:昭和7年)/資生堂
昭和7年に発売された基礎化粧品で、現在でも資生堂を代表するラインのひとつに君臨。
クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、クリーム、収れん化粧水、マッサージクリーム、ヘアクリーム、ヘアオイルなど14の商品ラインで構成されています。
こちらもパッケージのレトロな可愛らしさが人気。ちなみにドルックスを使う女子は、ドルラーと呼ばれているそうです。
シフォネット(発売:昭和46年)/資生堂
昭和46年に資生堂からリリースされたメイクアップコスメ。ラインには口紅とマスカラがあります。
容器に施されえた上品なエメラルドグリーンは、発売当初からのイメージカラー。発売から45年ほどたつ現在でもなお人気が衰えることはありません。
日本人女性のエレガントな魅力を引き出すことがシフォネットのコンセプトです。
ホネケーキ(発売:昭和34年)/資生堂
資生堂の関連会社「資生堂ホネケーキ工業」が製造している洗顔石鹸。透明感ある石鹸自体の美しさが人気で、カラーもエメラルド、ルビーレッド、クリスタルパープル、フォアベビー、マイルドケーキといった5種類が用意されています。
ちなみに「ホネケーキ」という商品名は、HoneyとCakeを合わせた造語。発売当初は原料にハチミツを加えていたためHoneyという単語が使われたそうです。
ロゼット洗顔パスタ(前身商品の発売:昭和5年)/ロゼット
ロゼットは、昭和5年に日本で初めてクリーム状洗顔料を発売した化粧品会社。
配合成分の違いにより、イオウシリーズ(ニキビ・肌荒れ・透明感対策)、クレイシリーズ(毛穴・くすみなど大人の肌対策)、古来美人シリーズ(エイジング対策)の3つのラインを用意。いずれも泡立ちの良さと使用感の良さが評判です。
美顔水(発売:明治18年)/明色化粧品
「ニキビと言えば美顔水」がキャッチフレーズ。発売以来131年、その時代時代の中高生を中心に絶大な支持を受けている薬用化粧水です。
ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌するとともに、皮脂の過剰な分泌を抑制。シミやそばかすを防ぐ効果も謳っています。
ちなみにこちらの商品、ニキビに悩む奥様のために、当時の社長が開発した商品だそうです。
クラブホルモンクリーム(昭和10年)/クラブ
女性ホルモンを配合した保湿クリーム。発売された昭和10年当時は、ホルモンをクリームに配合することは困難とされていました。
しかしクラブはその高い技術力で、クリームに女性ホルモンを配合することに成功。
以来、ホルモンクリームの定番として、戦後、高度経済成長期、そして現在にいたるまで多くの女性たちの美肌を守り続けています。
発売当初から変わらない、かわいらしいピンクの容器も人気。
クラブホルモンクリームを実際に使ってみました!
冒頭に書いたように、はじめは香りがきつくて毎日使えるか不安でしたが、しばらくしたら香りは飛んで気にならなくなりました。
マットな質感のクリームで、寝る前に顔に塗ってもべたついて髪が張り付くこともなくよい使用感です。
ネット上で口コミが多くあげられているように、本当に塗って起きて洗顔すると顔がワントーン白くなっていて驚きましたよ…!
※使用感や効果には個人差があります。
長く売れ続けるにはワケがある
流行だけを追ったコスメからは、やがて消費者が離れていきます。生き残るのは、流行にとらわれない本物の化粧品だけ。だからこそ、長く愛され続けているレトロコスメは本物と考えて良いのです。
ついでながらメーカー側には、ロングセラーだからこそ安易に値上げができない、という事情も。高品質なコスメなのに、うれしくも価格はリーズナブルなままです。
安心のコスメを安く手に入れたい人には、レトロ化粧品が最適ですね!