秋風が襲う…顔の粉ふき、一瞬だけでも何とかするための応急処置
そう、秋と言えば、肌がカサカサに乾燥してしまう季節。乾燥しすぎて顔に粉がふいてしまう、なんて人も少なくないですよね。
実はかく言う私こそ、これまで長年、秋風に悩まされてきた乾燥女。今までたくさんの乾燥対策(応急処置)を行なってきた、粉ふきのベテランです(焦)。
ここでは実際に私が試してきた乾燥の応急処置のうち、「うん、これは効果があるっ!」と実感した方法をピックアップ。
乾燥の度合いに応じて、有効な応急処置をまとめてみました。ぜひ参考にしてくださいね。
ちょっと乾燥ぎみ?なんていう日にはコチラ
ちょっとだけ乾燥が気になる日には、あまり肌に無理を与えるような対策はしないほうが良いでしょう。
ごく一般的に行なわれている乾燥対策が、そのまま十分な応急処置にもなります。
具体的には、コットンパック、ニベア、ニベアソフト、ワセリンがおすすめです。
コットンパック
化粧水を含ませたコットンで、顔全体をパックのように覆うだけ。サラサラ系の化粧水の場合は1~2分ほど、しっとり系の化粧水の場合は5分ほど、パック状態のまま放置します。本来は「洗顔後すぐに」やるのがポイントですが、応急処置の場合はいつやっても可。
ちなみに私が初めてコットンパックをやったときは、逆に肌の乾燥が進行してしまったような気がしました。原因を色々調べたのですが、どうやらアルコールが含まれた化粧水を使っていたのが悪かったようです。
今ではノンアルコールのオーガニック化粧水を使っていますが、肌の調子は良好です。
ニベア
私自身、今でもニベアを使うことがあるのですが、そのまま使うのではなく、ちょっとだけオリーブオイルを混ぜて使っています。まるで高級クリームのような状態になるので、ぜひ一度試してみてください。
ニベアソフト
ところで、ニベアソフトをクレンジング代わりに使っている、という人も多いのではないでしょうか?私も実際にクレンジングとして使ったことがあります。
メイク落ちも良く、洗顔後またニベアソフトを塗って終わりなので、ケアがとても効率的ですよ。
わたしは外出先で乾燥が気になる時やメイク直しをしたい時のために小さなケースに少量のニベアソフトを入れてお守りのように持ち歩いています!
ワセリン
引用元 http://image.yodobashi.com
軟膏やリップクリーム、保湿剤などの基材として有名なワセリン。濃厚なしっとり感が肌表面をガードしてくれるため、結果として乾燥の応急処置に効果的です。
皮膚科でも処方されるクリームなので、信頼の高さはバツグン。原料は石油ですが、石油は天然由来成分なので肌への副作用はほとんどありません。
もちろん私も家に常備しています。ちなみに私が常備しているワセリンは、500g入りで800円です。激安ですが効果はあります。
顔全体の乾燥が気になる日はコチラ
顔全体の乾燥が気になり始めたときの応急処置としては、パックが良いですね。中でもホリカホリカのハニースリーピングパックが超おすすめです。
ホリカホリカ・ハニースリーピングパック
私も実際に使ってみたことがあるのですが、粉ふきの一歩手前の乾燥肌が、本当に一晩で改善しました。ほのかに香るフルーツの香りも良いですよ。アセロラ、ブルーベリー、キャノーラの3種類から選ぶことが出来ます。
ちなみにスリーピングパックとは、美容先進国・韓国で生まれたアイテム。韓国のツヤツヤ女子たちの間では、乾燥対策の定番となっているようです。
MINON・アミノモイスト アミノフルシャワー
引用元 http://www.daiichisankyo-hc.co.jp
低刺激処方で有名な製薬会社・MINONからリリースされたミスト系の化粧水。ミストなのに潤い効果が高く、粉ふき肌も瞬時に解消してくれます。
他の化粧水と比べたときの最大の特徴は肌への浸透力。ミストを一吹きしたあとの肌はしっとり&ふんわりとした仕上がりになります。
顔にシュッとするだけのお手軽仕様なので、応急指数は全アイテムの中でもマックスだと思います。
顔に粉がふいてきた!そんな日はコチラ
顔に粉がふくまで乾燥が進んでしまった場合には、次ののアイテムがおすすめ。
ヘパソフト
信頼のロート製薬から発売されている「顔の乾燥対策」専用のクリーム。ワセリンをベースに、保水成分と抗炎症成分を配合。肌表面の潤いを、ワセリンがしっかりと閉じ込めてくれます。
個人的には、粉ふきフェイスの応急処置としてはコレが一番おすすめですね。夜、化粧水や乳液の代わりにたっぷりとヘパソフトを塗っておけば、翌朝は見事に肌状態が回復していますよ。
馬油(マーユ、バーユ)
馬の脂肪から抽出された成分。昔から肌荒れやヒビなどの民間治療薬として利用されてきました。肌に潤いを与える馬セラミドが肌に浸透し、粉ふき乾燥肌を一晩でプルプルの潤い肌にチェンジしてくれます。
テクスチャは、ちょっとベタついた感じ。商品によっては少し臭いが気になる人もいるかも知れませんが、粉ふきの応急処置としてはかなりの効果です。
乾燥がひどくてどうすればいいか分からない!そんな日はコチラ
応急処置と言えるかどうかは微妙ですが、どうして良いか分からないほど乾燥がひどくなってしまった人には病院に行くという手もあります。
私の場合、美容皮膚科でビーソフテンローションやパスタロンローションといった保湿専用の薬を処方してもらったことがあります。
それぞれ保湿効果はあったのですが、薬の副作用なのか、肌が赤くなってしまったり、ピリピリしたりしたことがありました。
正直、乾燥肌の応急処置としては、病院の薬よりもヘパソフトや馬油のほうが効果的だったと思います。
番外編 ?(なるべくやらないでね)
粉ふきが悪化し、皮がむけて肌のカスが浮いてしまうほどの症状に発展した場合、「水+重曹」や「水+砂糖+小麦粉」で、いったんはがれかけている表皮をオフにしてしまうことができます。
ただし、症状がなくなるのは短時間だけ。私の場合は、オフ状態を経たのち、肌が逆にひどく荒れてしまいました…
どうしてもやらなければならない事情がある場合を除き、決しておすすめできる方法ではありません。いや、なるべくやらないようにしましょう。
粉ふき顔の応急処置として段階的にお試しを
秋の乾燥肌・粉ふき肌の応急措置をご紹介しました。
肌の根本的な改善策ではないと知りつつも、どうしても応急処置が必要となってしまうことはありますよね。
そんなときにはぜひ、こちらでご紹介した対策を段階的に試してみてくださいね。
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