「オロナイン軟膏で毛穴の黒ずみが取れる」は都市伝説?実験してみた!
オロナイン軟膏で毛穴の黒ずみは改善できるのか?!実験方法
参考にしたのは、“Beautyまとめ”で紹介されているイチゴ鼻をオロナイン軟膏で撃退する方法です。
2. 10~15分程度おいて、蒸しタオルかスチーム、熱湯を溜めた湯気で鼻の毛穴を開く。
3. 普段通り洗顔をし、冷たい水につけてよく絞ったタオルを鼻に乗せて毛穴を引き締める。
4. 化粧水などで保湿。この手順で毛穴ケアをするだけで、見た目で分かるほど毛穴の黒ずみが改善できるそう。
個人差はありますが、1回でも効果を感じられる人もいるそうなのです。さらに4~5日ほど続ければほとんどの人が効果を感じられるようなので、今回はこの1~4の手順を5日連続で試してもらうことにしました!
実験開始初日
まずは説明されていた通りに、大久保くんに実践してもらいます。オロナイン軟膏パック以外はいつも通り、朝起きて洗顔をし、化粧水を塗ってきただけとのことです。
※スーツが濡れないようジャージを着ています。
まずは洗顔後、何も付けない状態でオロナイン軟膏を鼻の頭にたっぷり塗りました。
そして、15分置いた後、蒸しタオルで鼻の頭をスチーム。
最後は冷やしたタオルを1分ほど当て、毛穴を引き締め終了です。
このような理想的結果が出たので、初日は今後に期待を膨らませておりましたが・・・
実験開始3日目
さっそく大久保には不規則な生活習慣を送っていないか問い詰めてみましたが、生活習慣は全く変えていない様子。
ということは、毛穴の黒ずみが目立ってしまった原因はオロナイン軟膏パックとしか考えられない・・・。
しかし、4~5日までは様子を見なければなりません。大久保くんには毛穴を犠牲にしてもう少し頑張ってもらいました。
実験開始5日目
オロナイン軟膏で毛穴の黒ずみが取れるのか実験、結論
今回のくすぐるの実験では、オロナイン軟膏パックを行って毛穴の黒ずみが目立ってしまったという残念な実験結果に終わりました。
手順は間違っていないはずですが・・・。そもそもオロナイン軟膏パックでは毛穴の黒ずみは改善できないのか?オロナイン軟膏の効能を見てみたいと思います。
オロナイン軟膏の効果とは
オロナイン軟膏とは、そもそも、擦り傷や切り傷、ニキビなどの吹出物、やけど、しもやけなどの様々な症状の改善に効果的な軟膏です。このように様々な症状の改善に使える万能薬ですが、なぜ毛穴の黒ずみ改善にも効果を発揮するのでしょうか?オロナインに含まれている成分と効果から見ていきましょう。
オロナイン軟膏には、有効成分としてクロルヘキシジングルコン酸塩液が入っています。このクロルヘキシジングルコン酸塩液には抗菌、殺菌作用があるため、傷や吹き出物などに効果的なんですね。
さらにオロナイン軟膏には添加物としてオリブ油が入っています。オリブ油が肌に優しい植物性油効果で毛穴の角栓を取り除いてくれます。
ですので、このクロルヘキシジングルコン酸塩液とオリブ油が含まれているオロナイン軟膏は角栓除去+殺菌が一度でできる優れものなのです!
※オリブ油とはオリーブオイルのことで、医薬品添加物の正式名称がオリブ油です。
(有効成分、添加物参考:http://www.otsuka.co.jp/ohn/)
毛穴に溜まっている菌をオロナイン軟膏+温タオルでしっかりと取り除き、殺菌した後、冷タオルでキュッと毛穴を引き締めることで、本来ならば(実験初日のように)毛穴の開きや黒ずみがツルツルになるはずでした。
ただしオロナイン軟膏パックは自己責任
オロナイン軟膏で毛穴の黒ずみを改善する方法はメジャーではありますが、大塚製薬が正式に使用方法としているわけではありません。
そのため、大久保のように毛穴が逆に黒ずみが目立ってしまった・・・などということがあっても自己責任で行っていただければと思います。
まとめ:オロナイン軟膏で毛穴パックは効いたり効かなかったり・・・やるのは自己責任で!
大久保の実験結果をみると、初日はしっかりと効果が出ているように見えますので、やりすぎは禁物なのかもしれません。
しかし、実験が成功しているという口コミもあるので、もし気になる方はぜひ自己責任で試してみてはいかがでしょうか?