2014.12.02
  • スキンケア

その『たるみ毛穴』を治す、皮膚のたるみ改善法ご紹介!

アイキャッチ
顔は毛穴がもっとも集中する箇所であるため、毛穴が開くととてもよく目立ってしまいます。毛穴が開き、黒ずむと老けた印象になるため、毛穴開きははやめに改善、予防しておきたいポイントです。
毛穴の原因は皮脂の過剰分泌による皮脂づまりやくすみなどもありますが、肌のたるみも毛穴の原因になります。

たるみ毛穴とそうでない毛穴の違い

肌のたるみを気にしている女性の中で、毛穴を気にしている女性は多く見受けられます。顔に楕円形の毛穴が目立つ場合や、肌を上に引き上げて毛穴が目立ちにくくなる場合は、皮膚のたるみによる毛穴を疑った方がいいでしょう。
たるみによる毛穴は、主に小鼻の脇から頬にかけて発生するため、このあたりが気になる方も要注意です。

なぜ皮膚がたるむと毛穴が開く?

年齢を重ね、肌のハリや弾力の元となるコラーゲンやエラスチンの合成力が衰えると、肌が本来持っている水分が失われ、乾燥するとともに皮脂が詰まってしまい、毛穴が開いてしまいます。さらに肌の弾力が低下していくことにより、毛穴は重力によって下に流れていき、楕円形や涙形の毛穴へと形を変え、毛穴が目立ってしまうようになります。

たるみによる毛穴を放置すると…

毛穴はもともと凹んでいるので、シワの原因となりやすい存在です。肌のたるみによる毛穴が進行すると、毛穴と毛穴が縦につながってしまい、小じわを誘発します。この毛穴の状態のことを帯状毛穴といいます。帯状毛穴は、肌の老化が進行しやすい30代半ばから起こりやすくなります。

帯状毛穴が進行すると、肌の凸凹が目立ち、溝が深くなっていきます。こうなると、太いほうれい線が複数あるように見えたり、肌に色ムラが発生したような見た目になります。さらに、帯状毛穴が複数発生すると顔に影がかかったように見えます。疲れたような印象や、冴えない印象を与えてより老けた印象を与えてしまう原因になります。

たるみ毛穴の改善法

このようなたるみ毛穴を改善するためには、毛穴の開き、そして肌のたるみを改善していくしかありません。日々のスキンケアや食生活の改善も重要な要素となってきます。

スキンケア

肌の水分を保つヒアルロン酸や、それを支えるコラーゲンやエラスチンの減少がたるみの原因の一つです。それらをケアするために効果的なのは、スキンケアと食事の改善です。

スキンケアで大切なのは、傷んだ皮膚細胞を正常に修復する肌の新陳代謝を促進し、コラーゲンの生成を促す「レチノール」やアンチエイジング全般に効果がある「ビタミンC誘導体」などの抗酸化物質を含んだ美容液を使ってください。
ビタミンC誘導体配合のスキンケア商品は鼻の毛穴の開き、黒ずみ治すホームケア特集の記事でも紹介しているので、今回は「レチノール」が配合されたおすすめ美容液を紹介します。

ganbare watashi/水橋保寿堂製薬株式会社

レチノール

http://www.cosme.net/product/product_id/10064347/pictures/photo/3507126
抗酸化に徹底的にこだわり、たるみやしわをなくし、お肌にハリや弾力を取り戻すことができる美容液です。パックに使ったり、マッサージジェルとして使ったり、使い方は様々。特にたるみを改善したい場合は、マッサージジェルとして使用し、リフトアップのマッサージをしてあげると、たるみが改善されます。
顔のたるみを改善するエクササイズについてこちらの記事『小顔になれるエクササイズご紹介!』をご覧ください。

 

食事の改善

食事で大切なのは、タンパク質の摂取です。タンパク質は体内でアミノ酸に分解されることで真皮層のコラーゲン作りの原料になります。動物の骨や皮、内蔵を加熱する煮込み料理などがオススメです。
また、緑黄色野菜を同時に摂取することで、抗酸化ビタミンを取り入れてコラーゲン作りに一役買います。

毛穴汚れを取り除く

毛穴ケアの基本として、毛穴汚れや角栓を取り除いてください。ただし、皮脂を落としすぎる洗顔は帯状毛穴の原因である乾燥を招くため、皮脂を落としすぎないように注意してください。
洗顔のポイントは、強くこすらず、優しく洗顔することです。洗顔料を泡立て、肌に直接手を触れないように泡で洗う方法がオススメです。

皮膚のたるみを解消するフェイスエクササイズ

皮膚のたるみと筋肉は密接な関係です。筋肉は皮膚を支える役割を担っているため、顔の筋肉が鍛えられていなければ外側の皮膚や皮下脂肪はたるむ一方です。
そこで、顔の筋肉である表情筋を鍛えるカンタンな方法を紹介いたします。

まず、口を大きく開き、発生練習で用いられる「あ・え・い・う・え・お・あ・お・い」とゆっくり発音してください。次に、「あ・え・い・う・え・お・あ・お・う」とゆっくり発音してください。ポイントは、それぞれ最後の「い」と「う」を数秒間伸ばすことです。これを各種4セットずつおこなってください。

また、口を閉じたまま舌をグルグル回す、口に空気を入れて膨らませて、口笛を吹くように息を吐くなど、表情筋を鍛える方法はさまざまです。フェイスエクササイズは、カンタンかつ日頃実践しやすい方法を毎日行うのが大切です。そのため、自分にピッタリのエクササイズを見つけるのも、たるみ改善に大きく役立ちます。
詳しくはこちらの記事『小顔になれるエクササイズご紹介!』をご覧ください。

乾燥肌のケア

加齢によって肌は乾燥しやすくなり、保湿力が衰えていきます。そこで、保湿力の高い化粧品を使うのは肌のたるみを防ぐのに有効です。
また、加齢でなくなるコラーゲン・ヒアルロン酸・セラミド・皮脂などの成分を補う化粧品を使うのも重要です。これらの成分の浸透力が高い化粧品の中から、自身の肌に合ったものを選んで使用してください。

睡眠を取ってターンオーバー調整

毛穴をケアするためには、加齢だけでなく生活習慣も大きく影響します。
肌のターンオーバーを調整をするためにも、日頃から充分な睡眠をとってください。ターンオーバーが活発になる午後10時から午前2時の間に睡眠を取るのが効果的です。

まとめ:顔のたるみが毛穴のたるみに繋がります!日々の食生活、生活習慣、スキンケアにアンチエイジングを心掛けて!

たるんだ毛穴が帯状毛穴になると、日常のケアだけでは改善しにくくなります。そのため、帯状毛穴になる前に日頃から充分なケアをするのが大切です。若々しい肌をいつまでも保つために、普段から毛穴のたるみを起こしにくい健康的な生活やケアを心がけてください。

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