流行がめぐってきた!バブルメイク・ファッションを取り入れたい。
ここでは、今流行しているどんなスタイルがバブルっぽいのかを紹介し、あわせてなぜ現代にバブルスタイルが流行しているのかを考察してみます。
あなたも知らずに実践中?これ、バブルのときにも流行ってたらしいよ!
バブル期と現代に共通している流行スタイルを見てみましょう。
太眉
一昔前に比べると、太めでナチュラルな眉毛が一般的になってきましたね。バブル時代は今よりも太かったので、今後はもっと太めになっていくかも知れません(?)。
かき上げヘアスタイル
バブル期にワンレングスと呼ばれたヘアスタイルに似ています。当時、女子大生は一人残らずワンレングスだった、と言ったら大げさですが、まあ、そんなものでした。
ソバージュ
近年、ソバージュが復活の兆しです。バブル期はロングヘアにソバージュでしたが、今はロングにもショートにもソバージュの波が押し寄せてきました。
赤リップ
引用元:http://static-maquia.hpplus.jp/
まさにバブルと同じです。もちろん色の微妙な要素や光り具合はバブル期と異なるものがありますが、真っ赤なリップが受け入れられていること自体、バブルの再来と考えても良さそうです。日本人の黒髪に映えるのでかわいいですよね。
カーディガンのプロデューサー巻き
バブル期のトレンディドラマ(石田純一、吉田栄作、織田裕二などが主役だったドラマ)などを発端に、バブル期にはカーディガンのプロデューサー巻きが激しく流行しました。その後の長い沈黙を経て、近年またお目にかかるようになりました。
タイトスカート
バブル期のボディコンと呼ばれたスタイルに近いものがあります。現代はペンシルスカートとも言いますね。
カチューシャ
バブル期には、たくさんの女子がカチューシャをしていました。その後しばらく消滅していたカチューシャでしたが、AKB48のヒット曲(2012年)以来、じわじわと流行が復活してきました。
千鳥格子柄
引用元:http://wear.jp
バブルファッションの定番柄の一つです。近年、また千鳥格子柄のスカートなどが人気のようです。
ほかにも、スタジャン、MA-1、オーバーオール(サロペット)、スニーカーなども、バブル崩壊後の長い迷子を経て復活しています。
なお、バブルファッションの再来は女性にのみならず男性にも押し寄せています。たとえば次のようなもの。
ツーブロック
引用元:http://media.cuttaloca.com
バブル期の高校生から30歳くらいまでの時代、多くの男性がツーブロックでした。その後、完全に消滅したヘアスタイルでしたが、近年また少しアレンジを加えながらもブームが再来しているようです。
セカンドバッグ
引用元:http://www.hispaniconline.com
バブル期の若者が好んで所有していました。その後はオジサンのアイテムとして定着した感もありましたが、結局は衰退。そしてまた近年薄くスタイリッシュになって男性だけではなく女性にもによみがえりました。
まだまだバブル再来アイテムはたくさんあるのですが、あとは割愛します。
注目したいのは、リップやヘアスタイル、スカートなど、女性ファッションの中核をなす部分にもバブルが押し寄せているという点です。
ファッションの中核が変われば、それに合わせて小物等も変わっていくでしょう。もしかすると、この流行は一過性ではなく、本格的・全体的に定着していくのかも知れませんね。
ところでバブルってどんな時代だったの?なぜ今流行が再来しているの?
ところで、なぜに現代、バブルなファッションが流行しているのでしょう?なんらかの時代背景的な共通点があるのでしょうか?
ここで、バブル時代をイメージしてもらうために、いくつかその時代を象徴となる例を挙げてみます。
バブル時代とは…
・上場企業への就職が超楽勝だった時代
・新卒社員がBMWやベンツを買えた時代
・株を買えば数ヶ月後にはほぼ確実に大儲けできた時代
・定期預金が元本2倍になって返ってきた時代
・週末に海外旅行を楽しむ人が多かった時代
・親にお金があるから子供もぜいたくできた時代
・ボーナスの入った紙袋がタテに立った時代
一部都市伝説も含まれていますが、おおむねこんなイメージの時代です。まずは、うらやましい限りの時代と言っておきましょう。
現代の各業界のトップリーダーたちは、かつて高校生や大学生だったころ、まさに青春とバブルを謳歌していました。混沌として行き詰まったこの現代、各業界のリーダーたちがちょっとした遊び心で現代にバブルファッションを仕掛けてみた、といった部分があるのかも知れませんね。
流行は繰り返す!バブル期ファッションをもっと深掘りしてみては?
理由はさておき、確かにバブル期の流行は現代に復活しています。
流行は繰り返すと言われますので、これからもっとバブルっぽいアイテムが色濃くなってくるかも知れません。時代の一歩先を行くためにも、この記事をきっかけに、もう少し詳しくバブル期のファッションのことを掘り下げてみてはいかがでしょうか?