女子のためのハイキングに行くときにあると便利で楽しい持ち物

ハイキングの季節、夏がやってきました！
忙しい毎日の中で、せっかくとれたハイキングのための休日です。ぜひ思いっきり楽しんでくださいね！
ここでは、ハイキングに持っていくべきマストアイテムや、持って行ったら便利な楽しみグッズなどを紹介します。

まずは身の回りを固める持ち物から

ハイキングは、登山やトレッキングに比べると軽装でOK。基本的には自然に親しむことが目的なので、それに即した最低限の持ち物だけを持ち、なるべく身軽な状態で楽しむようにしましょう。
マストアイテムは次のとおり。

・日焼け止め
・虫除け
・虫刺されの薬
・絆創膏
・消毒薬
・レインウエア・折り畳み傘
・飲食関連（詳細は後述）
・時計
・タオル
・ビニール袋
・携帯電話
・現金
・軍手

トレッキングや登山ならばもっとマストアイテムが多いのですが、ハイキングであれば、まず上記を持っているだけでも最低限はクリアです。

ハイキング中は特に日焼けに注意してください。日差しをさえぎるものが少ない大自然の中では、太陽からの紫外線がダイレクトにアナタの肌へ直撃します。日焼け止めは忘れないようにしてくださいね。
ついでながら、日焼け止めに関連する話ですが、紫外線は目にも良くありません。そのため、対策としてサングラスを着用したいところ。ただハイキング中は足元にも注意しなければならないため、着用する場合には普通の黒いサングラスよりも、紫外線カットだけを目的とした透明なサングラスが良いかも知れません。今は安くかわいいものが雑貨屋さんで手に入りますよね。

また、自然の草木には、触れるとかぶれを起こすものがたくさんあります。草木の多い場所に入るときには、かならず軍手を着用するようにしましょう。

Tシャツなどの着替えは、あっても良いのですが、ハッキリ言ってハイキングコースで着替えをする場所はほとんどありません。トイレでコソコソ着替えるよりも、初めから速乾性のある服装で行ったほうが手間いらずですよ。

ほかにも、マストではありませんが、次の二つは持って行くことをおすすめします。

・100円玉
・パウダーシート

ハイキング中に用を足したくなった場合、トイレが有料である場合があります。無料の公衆トイレがあれば良いのですが、山小屋のトイレはほぼすべて有料だと思ってください。管理人にトイレ両替をお願いするのも悪いので、初めから100円玉を数枚持って行ったほうが親切です。

パウダーシートもあったほうが良いでしょう。ハイキング中けっこう汗をかきます。タオルよりもパウダーシートを使ったほうがスッキリして気持ち良いですよ。

ハイキングでおすすめの「食」の持ち物

ハイキングの楽しみの一つは、ご飯です。
同じカレーライスでも、社食で食べるときと大自然の中で食べるときとでは、美味しさが全然違いますよね！
でも、キャンプなどとは違って、ハイキングは基本的に日帰り。あまり本格的な自炊グッズを持って行っても行動の邪魔になるので、最低限のものでOKでしょう。
次の持ち物を参考にしてみてください。

・水
・食材
・コッヘル
・ストーブ
・ガスカートリッジ
・ナイフ

コッヘルとは、家庭でいう鍋やフライパンのようなもの。クッカーとも言います。ストーブとは、簡易的なコンロのこと。このコンロの下に、ガスカートリッジを設置して調理します。
これだけで十分です。いや、正確に言えば、これだけあれば最低限の調理はできます。本格的な自炊を楽しみたいなら、ハイキングではなくキャンプを検討してみてください。
もちろん、カップやお皿、フォークなども忘れずに。

また、ハイキングという非日常的な時間の中だからこそ、普段に比べて美味しさが倍増する食べ物・飲み物があります。次の4つは絶対おすすめです。

・カップラーメン
・レトルト食品
・おしるこ
・コーヒー・紅茶

大自然で食べるカップラーメンほど美味しいものはありません。食べた人にしか分からない至高のメニューです。
レトルト食品も最高です。カレーでも、丼ものの具でも、ハンバーグでも、米でも、レトルトはなんでも美味しく感じてしまうから不思議です。お湯で温めるだけなので調理もカンタン。レトルト米で作ったお茶漬けもお勧めですよ。
おしるこ、コーヒー、紅茶も、普段とは違った味わいになります。嗜好品をこんなにおいしく感じるなんて、人間で良かった～、と思える瞬間です。

ちなみに、ハイキング歴20年の筆者個人は、上記に加えて

・タープテント（屋根だけの簡易テント）
・ハンモック
・携帯用Wi-Fi（山は電波状況がよくありません）
・モバイルバッテリー（いざという時のために連絡手段は確保しときたいものです）
・燻製器（スモーカー）
・双眼鏡

を持参しています。ご参考まで。