台湾に行ってみた。一泊三日で台湾を観光し尽くすプランで女子旅
くすぐる編集部の筆者が一泊三日の弾丸台湾女子旅へ行ってきました。
海外旅行にはツアーでしか行ったことがない!という方は、日本人にも女性にも優しい台湾に挑戦してみませんか??
台湾観光 事前情報
航空券の相場(2017年9月現在)
筆者はなんと往復2万円弱で行きました。北海道や沖縄にいくよりも圧倒的に安いです。日程は土日に有休をつけて月曜までの三日間です。土日を挟んでもこのお値段。
航空会社はスクートを利用しました。スクートは台湾を経由し、シンガポールまで行く飛行機です。(成田国際空港発)
宿の相場(2017年9月現在)
今流行りのAirbnb(エア・ビーアンドビー)で予約しました。
台湾の九份という、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったとも言われている場所にあるホテルです。
値段は朝食付き、二人で14000円くらい。
安くはないですが一等地にあること、とてもキレイで日本語の話せるスタッフがいたこと(これは嬉しい誤算でした)を踏まえると十分満足のいく値段とクオリティでした。
物価の相場
2017年9月現在では、100元(台湾ドル)=約400円 といったところでした。
一件安く思えますが、値段を4倍してみると思ったより高いということはザラにあったので注意が必要です!
それでは早速、今回の台湾観光まとめをお送りします。
成田空港から桃園空港へ
12:30成田初のスクートに乗り込みます。
成田から台湾の桃園空港までは3時間半。時差は1時間です。
桃園空港へ到着
15:00ころ着陸しました。入国手続きや荷物を待っていると時刻はいつの間にか15:30くらいに。
お腹すいたので軽食
本来ならタクシーで即刻九份の宿へ向かいチェックイン、荷物を置いて九份でご飯を食べる予定でしたがお腹が空いてしまったので空港で一旦食べてしまうことに…笑
台湾によくある「牛肉麺」。これは個人的にとても美味しいと思っています!!メニューを見て「麺だということ以外何が入ってるのかよくわからないな…」と感じたら「牛」が記載されたメニューを選びましょう…
女子ならでは、弾丸トークが止まらず空港を出たのは結局16時半です笑
タクシーを捕まえて九份へ
かなりわかりづらいですが、車窓からの景色です笑
桃園空港からはオールタクシーで九份へ向かいました。一時間半近くかかります。
値段は1900元でしたが、後から聞いた話…ボられて1800元、普通は1500元なんだそうです。だいぶボられたことが帰国後に発覚しました笑
ボられたり、危険な目に遭わないためには
タクシーを捕まえるとき、特に女子だけの場合は注意が必要です。
空港では台湾人のオジサンが一生懸命タクシーに乗らないかと話しかけてきます。このとき、日本語を話すドライバーにしつこく誘われても乗らないこと。日本語を話せる時点で怪しいです。
それから屋根に「TAXI」の看板がないタクシーもおすすめできません。安くても乗るのは避けておきましょう。
そして乗った後、メーターがついていないタクシーもあとで法外な料金を請求される可能性がありますので、乗ったらすぐに「いくら?」と聞きましょう。メーターがなければ降りてしまってもいいかもしれませんね。
空港にはタクシーカウンタ―がありますので、(入口から出て外にあります)空港の公式タクシーを使用することをおすすめします。
そこでカウンターにいるスタッフに行先を告げ、料金表を見せてもらいましょう。そうすれば筆者のようにボられたかどうか、その場ですぐにわかります。
下記サイトにタクシーに乗る際の注意事項がとっってもわかりやすく書いてありますので、参考にしてみてくださいね。
>>台湾とあくしゅ
九份のホテルに到着
タクシーで来たにも関わらず、面倒だったのか、ホテル手前でおろされてしまいました笑
急な斜面を大量の観光バスやタクシーに引かれそうになりながら登ると…あった!
「九份喜來園景觀民宿」という宿です。
先に支払いを済ませます。もちろんクレジットカードも使えます。現金は二万円分を換金していましたが、もしもの時のことを考えると現金は少なめに、ホテル代はカードのほうが良いかもしれません。
フロントの方は趣味で日本語を勉強しているようで、本当に日本語が上手でした。ホテルの裏出口の生き方、鍵の開け方などもすべて分かりやすく日本語で教えてもらえるので安心です。
中はカフェのようなモダンな内装で、お部屋も可愛い雑貨がいっぱい置いてありました。
なんといっても窓から見えるこの景色。
夜も朝も最高でした。一泊しかできないのが惜しい…
>>九份喜來園景觀民宿(HP)
台湾観光ー初日ー
いざ、夜の九份へ
宿から歩いて5分ほどで、「九份老街」という九份の有名な観光スポットへと続く道の入口へ。
ノスタルジックな雰囲気が「これぞ九份!」という気分にさせてくれます。
しかしながら、19時半を過ぎているにも関わらずものすごい人・人・人…
どうやらみんな考えることは同じで、夜の九份を見るため観光客がひしめいていました笑
先ほど牛肉麺で満たされたはずでしたが、小腹が空いてきたので台湾で人気のデザートを食べました。
頼阿婆芋圓
これが台湾で人気のタロイモでできたスイーツです。温かいものと冷たいものが選べますが、温かいものをおすすめします。
味は、薄いおしるこのような感じでしょうか?とにかく体に優しい感じがします。結構たくさん入っているので、お腹もいっぱいになりますよ。
食べ歩き
九份老街にはたくさんのレストランやお土産屋さんがありますが、食べ歩きもおすすめです。
日本にも似たような食べ物があるよね!というものから、全く見た目からは味の想像がつかないものまで様々です。
ちなみにこちらのスイーツはまさに人形焼でした。
情緒たっぷり「賢崎路」へ
「ここ!ここの写真見たことある!」という方も多いのではないでしょうか?
この「賢崎路」は階段になっていて、頭上にはなんともレトロな提灯が並びます。
両脇にはお茶屋さんやカフェがあり、九份をゆっくり眺めていたい方にはおすすめです。
しかし我々が到着した19時半過ぎ・・・ほとんどのお店は店じまいを始めています!!笑
そしてものすごい人・人・人。すれ違うのもやっと。階段を踏み外さないようご注意ください。
台湾観光ー2日目ー
怠け者な我々は8時に起床。
「外国に来たら、朝と言えば散歩でしょ!!」という方は、朝の涼しいうちに九份の街をお散歩することもおすすめです。早朝のお散歩は現地に泊まった人の特権です。
ちなみに朝食はこんな感じで、フルーツ中心のなんともヘルシーで可愛らしい盛り合わせでした。
朝の九份へ
ホテルのチェックアウトは11:00まででしたが、先にチェックアウトしました。
「荷物は何時まででも置いておいていいわよ」という親切過ぎるスタッフさんの気遣いのおかげで、翌日もスーツケースを置いて身軽に観光です。
前日に通った道と同じルートを通ります。朝と夜では同じ道でも全く表情が変わり、朝の爽やかな九份も素敵です。
そのうち爽やかと言ってる場合ではないほど暑くなってなってきますのでご注意ください。(9月現在)
ちなみにほとんどの女性がキャミソールorタンクトップ一枚です笑
その後すぐさまお茶しました笑
九份忘情小築茶坊
こちらのカフェ、午前中でまだ空いていたこともあり2Fのテラス席を用意してもらえました。
とーってもいい眺めでした。
友人はジャスミンティー、私はローズラベンダーティーという何ともマジカルな飲み物を選択。
朝食食べてすぐですが、ここでもマシンガントークですぐさま時は過ぎました笑
台北行きのバスに乗る
※筆者は必死過ぎてすっかり写真を撮り忘れました。他サイト様に非常にわかりやすいバス乗り場までの行き方が紹介されていたのでぜひご確認ください。
>>ぺたぺた台湾とりっぷ
九份から台北行きのバスが出ています。一人100元、だいたい400円前後で一時間半かけて連れて行ってくれます。とっても快適です。しかし注意していただきたいのが以下。
●バス停は九份老街の入口から結構上に上ったところにある。(かなりわかりにくい)
●「1062系統」と書いてあるバスに乗る。
●バス停の人の多さが半端ない。(抜かされるこのもしばしば)
●両替できない(我々はこれで運転手に怒られました笑)
100元と大きめの小銭を持ってバス停に向かっていただくのをおすすめします!
他にも、電車で行く行き方もありますし、ブルジョワな方はタクシーを使ってもいいかもしれません。
忠孝復興駅に到着
筆者は日本から持ってきたおやつを夢中で食べ続け、友人はひたすら爆睡しているうちに台北に到着。
台北の主要駅は「台北車站」という駅で、「忠孝復興」は2つ離れた駅なので、電車に乗り込みます。
切符(と言っても台湾ではコインみたいなもの)を購入して乗ります。券売機は日本語対応してくれているので楽勝です。
台北車站でコインロッカーに荷物を預け、(3時間/250円)いざ台北の街中へ出発!
昼食
ここでまたもや妥協して昼食をとってしまいます。理由はお腹が空き過ぎてしまったからです…
昼食をとった場所は、台北車站駅ビル内にあるフードコートです。ここの店舗名は控えていません。また牛肉麺食べました笑
計画していたお店には2年前に行ったことがあるのでご紹介しておきます。
杭州小籠湯包
ここ、かなり人気のお店です。2年前夜に行った時には100人待ちでした笑
しかし日本のようにその場で待機していなければNGということはなく、近くのカフェなどで時間をつぶしていても問題ありません。
パッと料理がきて一気に食べてものすごくお腹がいっぱいになり、すぐさま次のお客さんが入ってくる…そんなイメージです笑
そしてもちろん、料理のクオリティも素晴らしいです。台北でご飯を食べるなら絶対おすすめです。
台北の街中でタクシーを拾っていくのが一番行きやすいでしょう。分かりづらい路地にあるので、歩いても行けますがタクシーが手っ取り早いかもしれません。
>>食べログ台湾
龍山寺へ
牛肉麺を食べて満足したあと、小籠包食べるキャパがなくなってしまったため予定を変更し、夜行く予定だった台湾一のパワースポットと言われている龍山寺へ向かいます。
龍山寺は「龍山寺駅」にあるので、台北車站からは2駅また移動します。
正式名称は「艋舺龍山寺(マンカーロンシャンスー)」。
龍山寺は台湾一のパワースポットと呼ばれています。その理由は
引用元:https://www.wbf.co.jp/
なるほど…ものすごいパワーを持った観音様がいるということですね。
我々は龍山寺駅につくなりカフェで休み、一度マッサージをしていたので(休み過ぎ)龍山寺についたころにはすっかりあたりは真っ暗に。
それにしても龍山寺の美しいこと…
日本のお寺とはまた少し違った雰囲気がとても新鮮でした。
夜でも大変人が多く、このお寺が人気スポットなのは言うまでもありません…!
>>龍山寺―台北ナビ
夜市①華西夜市
龍山寺のすぐ裏側に、なんと夜市(ナイトマーケット)が2つあります。アジア独特の古きよき雰囲気の屋台や出店が立ち並び、わいわいにぎわっています。
華西夜市はアーケード街のようになっていて、天気は関係なく楽しむことができます。
立ち食いするもよし、マッサージ店に入るもよし、歩くだけでも楽しいですよ。
夜市② 廣州街観光夜市(艋舺夜市)
華西夜市のアーケード街を出ると、あれれ?また夜市があります。
華西夜市の延長かと思いきや、廣州街観光夜市(艋舺夜市)という別の夜市でした。
こちらは屋外で、心なしか華西夜市よりも人が多く、わいわい賑わっている感じがします。(行った時間が遅いせいもあるかもしれません)
筆者の主観ですが、華西夜市はネイルやマッサージなどの美容系のお店が多く、艋舺夜市は食べ物が中心の印象です。
マンゴーかき氷
ここでは台湾名物マンゴーかき氷を食べました。(お店の名前を控え忘れてしまった…店頭に大きく『氷』の旗があります)
見た目からも伝わるかもしれませんが、台湾のかき氷は本当に、本当に本当においしいです。冷たいとか量が多いとか、そんなことは忘れてしまうくらい一気に食べられます笑
何がそんなにおいしいのかよく味わってみたのですが、この大きくカットされたマンゴーが半端なく美味しいです。台湾に来たらぜひとも食べてみてください。
ちなみに艋舺夜市はメインストリートから外れると結構寂しい感じの道が点在しています。
まさに寂しい感じの道にあった安い出店で麺を食していたところ、物乞いにお金をせがまれたので、人が多いところで食事することをおすすめします笑
台北駅へ戻る
このころ、すでに21時くらいでしょうか。
我々は一泊三日の旅行プランなので、二日目はいわゆるオールの予定です笑
台北駅に戻った後は、日本ですでにクーポンまで入手していたマッサージ店へ。
楽足 台北車站店
ここのお店、下記の台北ナビでクーポンが入手できるんです!!ここへ楽足さんのページを置いておきます。
足裏マッサージ+首と方のマッサージ+全身マッサージ+温湿布+足湯 799元(原価1000元)
このクーポンを紙で出力してお店のおばちゃんに見せました。
するとものすごい喜んでくれて「日本で調べてくれたの!?!?!」「ありがとう!!!!」とすごいテンションで背中マッサージを10分追加してくれました笑
台湾の人はほんとうに優しいです。
マッサージを受ける上での注意
・髪の毛はボサボサになる
(頭皮を予告なしに揉みしだかれる)
・まじて痛い
それにしてもこのお値段でこんなによりどりみどり、色々とやってくれるなんて幸せでした。
台北でマッサージをお探しでしたら、楽足 台北車站店さんおすすめです。
台湾のネットカフェ「Qtime」へ
いよいよやることと気力がなくなってきたので、22時半くらいになってネットカフェに入りました。
内装はもう本当に日本と一緒です笑
違うのはそこにあるマンガのすべてが台湾語というところくらいでしょうか。
雑誌も「sweet」や「with」のような、日本のものばかり!日本人客が多いのかもしれませんね。
2名でごろんと寝転がれる「和」の部屋をチョイスしました。(あまり和の感じを伝えることができていませんが…)
筆者は爆睡、友人は雑誌を見て過ごしました。
こちらのQtimeさんについては下記サイト様が非常に詳しくご説明されているので、台北で路頭に迷ってしまったらぜひチェックしてみてください。
台湾観光3日目
桃園空港へのバスターミナルへ移動
2時間半ほどネットカフェで過ごし、午前1時半くらいにQtimeからバスターミナルへ移動。
さすが台湾の東京駅だけあって、ものすごく大きいので…このネットカフェ「Qtime」からバスターミナルまでは東京メトロの二駅分くらいの距離がありました。
「台北車站」(つまり台北駅)の「M2」出口が桃園空港行きのバス乗り場なのですが、なかなかわかりにくいところにあるので一度確認してから街中を楽しんでいたほうが安心です。
ちなみに我々ははQtimeからバス停までタクシーを使いました。(スーツケース重たいし…)
このバス乗り場の写真をみせたらだいたい近くまで連れてきてもらえました。
ちなみにM2乗り場はこの「Taipei Bus Station」の向かいにあるのでご注意ください。(M2出口から撮影した景色です)
桃園空港へ到着
午前3時半くらいには桃園空港へ到着しました。帰りの航空会社もスクートです。
4時半にチェックイン開始、6時10分に出発しました。せっかく格安のチケットで来ても、乗り遅れてしまっては台無しです!
原価50000円くらいのチケットを購入しないと、日本へ帰れなくなってしまうのでご注意ください。
そうだ、台湾へ行こう
いかがでしたでしょうか?
「どこか安く、楽しく旅行に行きたい!」と思い立ったら、物価も航空券もおトクな台湾に行ってみてはいかがでしょうか?
日本人だとわかったら英語ではなく日本語で話しかけてくれる、人の温かさを感じる国です。
今回は弾丸スケジュールでのご紹介でしたが、足を伸ばすともっといろいろな場所へ行くことができます。
ぜひあなただけのお気に入りの場所を、台湾で探してみてくださいね。