レーザー脱毛の副作用についての真実
レーザー脱毛と言えば、医療行為…、医療行為と言えば、病院やクリニック…、病院やクリニックと言えば、リスクや副作用…
そんなイメージ、ありませんか？
せっかくクリニックでレーザー脱毛をやってもらったのに、何かしら副作用が生じてしまったら残念ですよね。
ここでは、クリニックのレーザー脱毛における副作用について説明します。
大きな副作用は考えにくい
まずは安心していただきたいのが、クリニックにおけるレーザー脱毛では、大きな副作用は考えにくい、ということ。それだけはご安心ください。
普通、クリニックでレーザー脱毛をやってもらう場合には、事前に入念なチェックをします。副作用がありそうな場合には、施術を行なわないか、または、適切なタイミングに時期をズラすよう医師からアドバイスを受けます。
そのため、レーザー脱毛によって重大な副作用が生じることは、まず考えられません。
ただし、レーザー脱毛は医療行為。
厳密に言えば、小さな副作用やリスクの可能性がまったくゼロとは言えません。
レーザー脱毛で考えられる副作用
それでは医療レーザーでの万が一の副作用をご紹介していきます。
脱毛施術の直後の赤み
レーザーでダメージを受けた部位に薄赤い点々が見られたり、場合によっては、少し腫れが見られたりすることがあります。レーザー脱毛を受けた、ほぼすべての人に見られる副作用です。
とくに、ワキやVラインなど、毛の濃い部分に発生します。毛が濃い部分は、照射されるレーザーも自動的にパワーが強くなってしまうため、その分、肌もダメージを受けてしまうからです。
ただ、心配することはまったくありません。ほとんどの場合、放置しても翌日には治っています。
毛嚢炎
もうのうえん、と読みます。レーザーで毛穴にダメージを与えると、一時的に毛穴のバリア機能までダメージを受けてしまいまいます。
これが原因で毛穴に炎症が発生した状態を、毛嚢炎と言います。小さなニキビのような感じになり、少し赤くなったり痛みを感じたりします。
もし毛嚢炎が起こってしまった場合には、軟膏や内服薬で対処することになります。
ニキビと一緒で触ったら悪化するので、やさしく保湿しておきましょう。
硬毛化・増毛化
副作用と言えるかどうかは分かりませんが、レーザー照射を受けた部分で、毛が抜けるどころか、かえって毛が濃くなってしまう現象のこと。
硬毛化・増毛化がなぜ発生するのか、原因はよく分かっていません。対処としては、レーザーの打ちなおしです。もう一度施術をする、ということです。
なお、レーザー脱毛は、毛が濃ければ濃いほど効果も高いので、硬毛化してしまった毛はむしろ脱毛しやすいことになります。
ヤケド
施術を受けた部分に、軽いヤケドが見られることがあります。
レーザー脱毛は、熱を利用して毛根を破壊することになりますので、パワーの設定が強すぎると、軽くヤケドを起こしてしまいます。
とは言え、パワーの設定が弱すぎると、脱毛効果が小さくなってします。
患者さん個人の毛質に応じて、強すぎず弱すぎず、という絶妙なパワー設定が求められるのです。
その意味では、レーザー脱毛の施術経験、技術レベル、スタッフの研修体制などがとても大切になってきます。
打ちモレ
副作用とは少し違うかもしれませんが、レーザーの照射モレによって、脱毛されない部分が残ってしまう現象です。
打ちモレが出にくいレーザー機器、出やすいレーザー機器などがあります。また、施術する担当者の技術によっても、打ちモレが出ることがあります。
通常、施術を受けて２～３週間ほどで、照射を受けた部分の毛が抜け落ちていきます。もし抜け落ちずに、まとまって毛が残っている箇所があったら、打ちモレの可能性があります。
打ちモレが疑われる場合は、すぐに施術を受けたクリニックに相談しましょう。
まとめ
誤解して頂きたくないのは、ここで説明した副作用・リスクが、かならずすべての人に起こるというものではないこと。一部の人に起こる可能性もある、ということです。
その意味では、安心してください。
最後に大事なことを一点。
万が一、説明したような副作用・リスクが生じたときに、施術をしてくれたクリニックが、その責任で適切に対処してくれるかどうか、はとても大事。
上で説明した例で言えば、「万が一毛嚢炎が起こったときに、無料で治療してらえるか」、または「万が一硬毛化が起こったときに、無料でレーザーの打ちなおしをしてもらえるか」など。
今回ご紹介したリスクを全て無料で保証してくれるクリニックもあります。クリニックによっても対応に差がありますので、この点は申込み前のカウンセリングで、かならず確認しておいてください。
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