2016.10.27
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気が利くなぁ…もらってうれしい一風変わったプレゼント

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あと約2ヶ月でクリスマスが来ます。今から大切な人へのプレゼントを考えている方もいるのではないでしょうか?

もらってうれしいプレゼントと言えば、高価なものや美味しいもの、心のこもった手作りのものなどなど…。

もちろんそうした定番のプレゼントはとてもうれしいのですが、ここではちょっと視点を変えて、ストーリーのある贈り物を、実例をもとに紹介します

相手の心にガツーンと響くプレゼントをお考えの方は、ぜひこちらで紹介する例をもとに、それぞれご自身でプレゼントの中身を考えてみてくださいね。

「思い出」というストーリーを込めたプレゼント

ロッカーサプライズ

「高校の誕生日、帰ろうと思ってロッカーを開けたら、ロッカーの中と扉の裏側全面が思い出の写真でデコられていました」


サプライズなプレゼントですね。

実はこれ、女子高生の間ではメジャー化している方法だそう。ただ、まだ一般には広く知られていないので、社会人が同じことをやれば十分サプライズ感はあります。

単に思い出の写真を貼りまくるだけなのですが、アルバムやプリクラブックなどの一般的なものではなく、このようにシチュエーションを工夫することで贈られる側の感動も2倍、3倍になります。ロッカーに限らず、さまざまなシチュエーションを考えてみてくださいね。
なお、ロッカーの前でみんなで記念撮影をしたら、あとは贈った人たちが写真を剥がしてあげてくださいね。きっと本人は感無量で剥がせないでしょうから。そのあとに用意しておいたアルバムに貼って渡せば完璧です。

思い出をUSBにつめて

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「私の送別会をやってもらった翌日、同じ課の年上の先輩から二次会のカラオケの様子を撮影した動画を保存したUSBをもらいました。前日の出来事の動画なので、その時は恥ずかしくて見れませんでしたが、数年たった今、しみじみとその動画を眺めることがあります。ふざけて動画を撮っているだけだと思っていたのですが…驚きました」

思い出をすぐに閉じこめてプレゼント。まさか昨日の出来事を思い出に閉じ込めて贈ってもらえるとは、誰も想像しないでしょう。贈られる側は、気が利いたプレゼントという印象を持つはずです。

送別会と称するただの飲み会・カラオケ大会の一コマなのですが、数年後にはとても懐かしい思い出になるものです。

「未来」のストーリーを込めたプレゼント

「妊娠中、部屋にちらかっていてもオシャレに見えるようなおもちゃをもらいました。自宅に突然の来客があっても、あわてて子供のおもちゃを隠したりしなくて済みます」

http://kiko-kids.com

子供が生まれたあとのことを考えた、オシャレな先輩ママからのプレゼント。来客があるたびに、プレゼントしてくれた先輩ママのセンスや気遣いが伺われるとのことです。先輩ママは子供用のおもちゃは部屋をゴチャつかせてしまうことを身を持って知っているのでしょう

未来ストーリー系は、とくに先輩から後輩へのプレゼントの際に有効。先輩は、後輩が将来かならず必要になるものを知っています。それを、後輩が気づかない時期に贈ってしまうのです。時間とともに、じわじわと先輩の心遣いが伝わっていきますよ。

ストーリーを込めた形のないプレゼント

「私が幼いころに一生懸命練習していたピアノの曲を、私の結婚式の当日に父が披露してくれました。父はピアノなどひけません。結婚式でこの一曲をひくために、会社帰りに毎日ピアノ教室に通っていたそうです」

これ実例ではなく、岩手のCMで有名になったストーリープレゼントです。

youtubeにアップされていますのでチェックしてみてください。

ポイントは、「私=ピアノが得意」、「父=ピアノができない」という前提。この前提があるからこそ贈る人(父)の気持ちが伝わり、贈られる人(本人)はもちろん、周囲にも感動を与えます。

このパターンは、さまざまなプレゼントのシーンに応用できます。

たとえば「友達=フラワーアレンジメントが得意」、「私=お花にはいっさい興味なし」の前提の中で、あえて一生懸命お花をアレンジして友達に贈る、など。贈られたほうは、お花それ自体よりも、その気持ちに感激してくれるはずです。

気持ちが伝わるかどうかがが大事なポイント

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プレセントとは、モノを贈る行為というよりも、モノに込められた気持ちを贈る行為です。

どんなに高価なものを贈っても、相手の心に響かなければ価値も下がってしまいます。逆に、タダのものを贈っても、贈る人の気持ちが伝われば相手に強い感動を与えます。

相手に気持ちを伝えるためには、ちょっとした工夫が大事。ストーリーを込めたプレゼントを贈るのは、その一つの手段としてとても有効です。きっと相手は、あなたのことを「気が利く人だなあ」と思ってくれますよ。

今回お伝えした方法はサプライズ的なものが多いです。ただし、「サプライズで相手を喜ばせること」よりも、「自分のやったことで相手を驚かせて感動させたい」という自分中心の気持ちで進めると相手に大変不快な思いをさせてしまうこともあるので、最初から最後まで真の目的を忘れずに相手のことを思いやって計画を立てましょうね!