2015.09.01
  • スキンケア

しみには化粧水が効くって本当?みんなはしみ対策はどうしてる?

化粧水シミ
いつのまにか増えて、ジワジワと顔を老け顔にしてしまうしみ。憎らしい!なんとかしたい〜!と思っている女性は多いハズ。

美容クリニックでも、肌の悩みのナンバー1はしみ対策。しみのない綺麗な白い肌は、日本人女性の憧れですよね。

しみを薄くする方法は色々ありますが、実は化粧水が地味に効くって知っていましたか?

化粧水は、洗顔後、何もつけていない素肌に最初に行うスキンケア。肌への影響力は確かに一番高いかもしれません。

しみに効く成分の入った化粧水で朝晩こまめにパッティングすれば、レーザー治療をしなくてもしみが薄くなってくれるかも?

今回は、しみに効く化粧水について調べてみましょう。

>>>女性の敵、「シミ」を絶対に作らないために知っておきたい3つの原因

しみを解消してくれる化粧水は?

できてしまったしみを解消させてくれるのは、ビタミンCやハイドロキノンが配合されている化粧水が良いでしょう。

この2つの成分は、メラニンを還元し、シミ・そばかすを消すことができます。

肌のターンオーバーを促し、しみを消してくれる化粧水は?

しみを消すには、お肌の調子を整えるための保湿が大切です。

肌の角質層にあるセラミド、真皮にあるヒアルロン酸の量を増やしてくれる化粧水を使いましょう。

セラミド、ヒアルロン酸を低分子化した化粧水は、肌の奥まで保湿し、皮膚の代謝を促すことによって、肌のターンオーバーを改善します。

ターンオーバーが正常に行われると、メラニンを排出することができます。

加齢とともにターンオーバー機能が乱れ、肌質改善に時間がかかるようになります。肌の代謝をうながす成分を使った化粧水を積極的に使用しましょう。

しみを予防する化粧水は?

しみを予防するには、メラニンの生成を抑制する成分が入った化粧水が効果的です。

しみの予防の仕方には2種類あります。

しみの原因となるチロシンをメラニンに変化させるチロシナーゼが活発になるのを防ぐ成分、そしてメラニン生成の場となるメラノサイトの活動を抑える成分があります。

チロシナーゼが活発になるのを防ぐ成分とは

・プラセンタ

主に豚・馬などの胎盤から抽出されたエキスです。赤ちゃんの成長に必要なさまざまな栄養分が含まれています。プラセンタを肌に塗ると、メラニン色素を抑制し、しみの生成も予防します。そして新しいコラーゲンの生成をうながします。

・ビタミンC誘導体

普通のビタミンCよりも吸収されやすい成分です。体内でビタミンCに変化し、メラニン生成を抑制します。

・アルブチン 

美白に効く成分です。皮膚科で処方される事の多い、ハイドロキノンを効果的に肌へ誘導します。時間をかけて使用することで、シミ・そばかすの予防に効果的です。

・メラノサイトの活動を抑える成分とは

・トラネキサム酸 

もともと病院で止血剤の成分として使われていました。抗炎症作用に優れ、メラニサイトの活動を抑制します。しみが色素沈着するのを防ぎます。また、しみの中でもケアが難しい肝斑に有効な成分です。

しみと女性ホルモンは関係がある?

10代、20代はツルツル、白い肌をキープできたのに、なんだか30代になってしみが増えた…という方、多いハズです。

30代になると、今まで順調だった肌のターンオーバーも乱れがちになるため、シミが出来るのを実感することも多くなるでしょう。

また、頬の左右対称にできるシミ、肝斑が現れるのも30代です。

なぜ肝斑ができるのか、まだ明らかにはされていません。

しかしピルを服用すると現れる事が多いため、女性ホルモンのバランスと深く関係していると言われています。

女性は妊娠や出産によって、ホルモンバランスが乱れます。妊娠中にも一時的に肝斑が現れることがあります。

出産後、残る場合もありますが、消えることもあります。

さらに、妊娠中は敏感肌になるやすいのです。肌荒れなどで炎症を起こした皮膚はシミになりやすくなります。

慌ててしみに効く美白化粧水を使用すると、敏感肌に美白成分は刺激が強いものもあります。

化粧水は洗顔後すぐ肌に使用するので、成分がダイレクトに浸透します。肌トラブルには十分な注意が必要です。

妊娠中でなくても、女性ホルモンが乱れやすい、生理前や季節の変わり目、仕事によるストレスが溜まったときは要注意です。

しみは紫外線だけが出来る原因ではありません。女性ホルモンの変化にも注意しましょう。

しみの種類を知って化粧水を選ぼう

しみにはいくつか種類があります。

紫外線が原因の老人性色素斑、30~40代の女性によく見られ、閉経とともに消えるので、女性ホルモンが関係していると言われる肝斑、遺伝的が影響するもので、小学生ころから出るそばかす、額、目のまわり、頬などに生まれつきある遅発性両側性太田母斑、手の甲に出来やすい、イボ状になった脂漏性角化症など、いちがいにしみといっても出来た原因も治療方法も異なります。

自分のしみの原因を特定し、そのしみに効く成分の入った化粧水を選んで下さい。

しみに効く!という宣伝文句や値段だけで選ぶと、高かったのに全然しみが消えなかった…、なんていうことになるかも。

もし自分でしみの種類が分からない場合は、一度皮膚科を受診して、先生に相談してみると良いでしょう。

しみに効果のある化粧水を、ドラッグストアで買うよりも安く手に入るかも知れません。

【あわせて読みたいオススメ記事】

▶「シミ」を防止する3つの方法をおさえてキレイな素肌をゲット!!

▶シミを消すレーザー治療の良く聞く怖い失敗例とは・・・。